亜鉛とビール酵母が美容にいいのはなぜ?
亜鉛とビール酵母が美容にいいのはなぜ?
キレイを作るために化粧品やエステなどさまざまな方法が溢れていますね。
体の外側からのケアも必要ですが、人間は昔から口にしたものから栄養を取り入れてきました。
そういったことから人間は必要な成分を摂取して、内側からケアしていくことが健康のためにも、美容のためにも必要だと
考えられます。
そこで今回は、人間にとって大切な成分であるのに不足しがちな亜鉛と、栄養価が高いビール酵母の二つを見ていきましょう!
亜鉛、足りていますか?
亜鉛は、人間が生きていくために必要な成分です。
しかし、亜鉛を意識して摂っているという方は少ないと思われます。
人間の体内には、約2gの亜鉛が存在していますが、これらは血液や皮膚、骨などの大切な部位に多くあります。
さらに亜鉛は、体内で200種類以上の酵素を構成する上で欠かせない成分となっています。
また、美容面でも亜鉛は欠かせません。
亜鉛が足りていないと肌のターンオーバーが正常に行われずに、肌トラブルを引き起こす、または肌トラブルがなかなか解消されない、などの影響があります。
このように生きていく上で欠かせない亜鉛ですが、残念なことに欠乏しやすいという特徴があります。
そこで日常的に、亜鉛を摂取することが求められます。
日本では1日の所要量は>成人男性では12㎎、成人女性では9mgと定められています。
しかし十分に摂れているという方は少ないでしょう。
また、多く摂ればいいというものでもなく亜鉛摂取の上限は、1日100㎎となっています。
なぜなら、亜鉛を摂取しすぎると免疫力が落ちてしまうためです。
そこでまずは亜鉛が多い食品をご紹介しましょう。
・生牡蠣(13.2mg/100g:一個約20g)
・豚肉のレバー(6.9mg/100g)
・牛肉の肩ロース(4.6㎎/100g)があげられます。
さらに亜鉛は吸収率が高くないため、亜鉛を摂る際は亜鉛の吸収を促す成分と一緒に摂ることをオススメします。
それが次にご紹介するビール酵母です。
ビールを作る過程で欠かせない【ビール酵母】は栄養価が高い!
ビール酵母を説明する前に、酵母が一体どのようなものかご存知ですか?
酵母は微生物であり、ビールはビール酵母の発酵という力によって作られています。
酵母にはさまざまな種類がありますが、「必要な栄養を取り込む&不要なものを出す」、「必要な栄養を作り蓄える」という働きがあげられます。
数ある酵母のなかでも、ビール酵母は戦前から栄養食として利用されているほど栄養価が高いものになります。
ビール酵母に多く含まれているタンパク質は、必須アミノ酸を含みます。
この必須アミノ酸は、体内で十分な量を生成できないために摂取する必要があるものになります。
またビタミンB群が含まれており、新陳代謝のサポートをしてくれます。
これら、アミノ酸やビタミンは美肌に欠かせない成分である一方、ミネラルを含んでいることで余分な水分を排出する、腸内環境を整えるなど健康面でも大いに役立ってくれます。
このように人間にとって欠かすことの出来ない亜鉛と、栄養価の高いビール酵母、一緒に摂ることでさらに亜鉛の吸収率が
あがるので、セットで摂ることをオススメします!