イソフラボンで予防する、女性の生活習慣病
生活習慣病とは
生活習慣病とは、その名の通り日頃の生活習慣が深く影響しているとされている病気の総称です。
日本人の3分の2近くが、生活習慣病により亡くなっているとされています。
生活習慣病に分類されている病気の症状は以下のように様々です。
『肥満・糖尿病・脳卒中・高脂血症・心臓病・高血圧』
以前はこれらの病気の症状は、加齢とともに発症すると考えられていたため、成人病と呼ばれていました。
しかし、近年になり食生活や喫煙、飲酒、運動習慣などの生活習慣が深く関わっている事から、成人病から「生活習慣病」と呼ばれるようになったのです。
女性の健康を支えているエストロゲン
幅広く様々な症状のある生活習慣病ですが、女性の生活習慣病の場合、生活習慣だけが原因ではありません。
女性の生活習慣病の症状には「エストロゲン」という女性ホルモンが大きく関係しています。
エストロゲンには総コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やしてくれる効果や、脳の動脈硬化を予防したり神経伝達物質や神経伝達細胞に作用したりする効果もあります。
そういった様々なエストロゲンの作用により、生活習慣病である肥満や糖尿病、高脂血症などの症状を予防しているのです。
このように女性の身体はエストロゲンにより健康が維持されている部分が非常に大きく、女性の若さと健康を保っています。
加齢によるエストロゲンの減少
女性の身体を支え、生活習慣病の症状を予防しているエストロゲンですが、年齢を重ねるうちに徐々に減少してしまいます。
40歳を過ぎた頃より卵巣機能の低下が始まり、その後45歳~55歳位で閉経を迎えます。
この頃よりエストロゲンの分泌が急激に低下していき、それに伴って生活習慣病が急増してしまうのです。
それ程女性の健康にとって重要な役割を果たしているエストロゲン、そのエストロゲンと似た働きをするとして注目されているのが「イソフラボン」です。
イソフラボンは別名植物エストロゲンとも呼ばれるほど、エストロゲンと関係が深く、女性は健康維持の為に積極的にイソフラボンを摂取する事が推奨されています。
エストロゲンを補うイソフラボンの働き
フラボンは女性ホルモンのエストロゲンと化学構造がよく似ており、エストロゲンの代わりに細胞に結合し、女性ホルモンと同様の作用を発揮します。
ですので、エストロゲンが不足した時にその代用をしてくれるのです。
イソフラボンといえば大豆を思い浮かべる方も多いかと思います。
イソフラボン類はマメ科の植物に広く含まれているものですが、プエラリアにもダイズイン・ジェニスティンなどの種類が確認されています。
また、ミロエステロール、デオキシミロエステロールというプエラリア特有のイソフラボンなどもあります。
プエラリアミリフィカは良質なイソフラボン類を多く含んでおり、女性の生活習慣病の症状を予防する効果が期待出来ます。