症状がなくても脳梗塞予備軍!?「隠れ脳梗塞」とは
隠れ脳梗塞って知ってますか?
日本人の三大死因の1つと言われる脳血管障害。
中でも代表的なものが脳梗塞。
脳の血管が詰まり、その先の脳細胞に栄養や酸素がいきわたらなくなり、脳がダメージを受けてしまう病気です。
脳梗塞は突然発症し症状が急速に進行するのが特徴ですが、症状が出ていなくても脳内に微細な「隠れ脳梗塞」がある場合が
少なくありません。
隠れ脳梗塞とは?
脳梗塞は脳の血管が詰まり、その先の脳細胞に血液が届かない状態
(脳虚血)が続き、脳細胞が壊死してしまう病気です。
脳梗塞が発症するとめまいや痺れ、ろれつが回らないなどの症状が現れますが、こうした症状がまったく現れない「無症候性脳梗塞」や、 一時的に軽い症状が見られる「一過性脳虚血発作」のことを「隠れ脳梗塞」と呼びます。
隠れ脳梗塞は脳梗塞予備軍!
隠れ脳梗塞は症状がない場合が多く、脳ドックのCTやMRI検査で見つかることが多い病気です。
受診者のうち、40代で3人に1人、50代で2人に1人、60代で約8割に隠れ脳梗塞が見つかります。
年齢を重ねるごとに割合は高くなっていますが、最近では30~40代の比較的若い世代にも見つかる場合が増えてきており、典型的な生活習慣病であると言われています。
隠れ脳梗塞があると、将来的に脳梗塞を発症する可能性が高くなります。
隠れ脳梗塞が見つかった場合は、生活習慣の改善などによって、隠れ脳梗塞が増えないようにすることが大切です。
隠れ脳梗塞を予防するには
隠れ脳梗塞は症状がない場合が多いため、40歳以上の方は脳ドックなどで
隠れ脳梗塞の有無や数などを検査しておくことをお勧めします。
高血圧の人は、正常血圧の人の約3倍、隠れ脳梗塞になりやすいと言われています。
塩分や脂質、アルコールなどの摂り過ぎに注意し、適度な運動を行うなど、生活習慣の改善を心がけるともに、治療によって適正な血圧を保つようにしましょう。
カンカの血圧降下&血流改善効果
高血圧の改善を考える場合に注目したいのが、砂漠人参「カンカ」です。
カンカには高めの血圧を下げる成分が含まれることが近年の研究で明らかになりました。
また、カンカに豊富に含まれるポリフェノールには、血管を拡張し血流を良くする働きがあります。
毛細血管の血流が改善されるため、隠れ脳梗塞の予防効果が期待できます。
隠れ脳梗塞は、生活習慣に気をつけることで増加や脳梗塞の発症リスクを減らすことができる病気です。
隠れ脳梗塞があると診断された方も、今のところ見つかっていない方も、予防に努めましょう。